鴻巣市教育委員会・調査委員・中学校・加害児童保護者らが連携を取って、私たちの主張を踏みにじり続けてから長い時間が経っていました。この時分、中学1年生3学期以降に取り交わした実際の会話を、ここに取り上げます。
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<2020年1月14日:担任兼顧問との会話>
私:~をクラスに戻すってことはどうなっているんですか?
担任:3人を教室から排除するってことは今こちらでは出来ない。前から申し上げている通り。
私:いじめているのに?
担任:…
私:何で答えないんですか?答えて下さい。黙らないで。
担任:何回もになってしまうんですけど...
私:私の質問に答えて下さい。いじめている子を(クラスに)置いとくんですか?そこに対して答えて下さい。
担任:その行為に関しては彼らも反省してますし。
私:反省してるんですか?先生から見て何を反省しているんですか?
担任:【言ってはいけない言葉をかけてしまたり、多分手が出てしまったとか、そういう部分に関して彼らは非常に反省しています。】
私:非常に反省してるってどういうふうに反省してるってみるんですか?先生は。
担任:そういう行動が見られなくなった。
私:~が休んでいるからじゃないですか?これ以上やってはいけないって、多少なりとも、それは現在の状態であって、過去~はいじめられていたわけじゃないですか。そこについて反省しているって思うんですか?今はやらないからって、そんなのうちには関係ない。やられた方はそれだけ傷ついています。長い間学校にも行けず…過去にいじめていたことに対して先生は反省していると思っているんですか?
担任:と、思います。
私:具体的には?どこでどうそう思うんですか。~に対して、さっき言ったじゃないですか。手を出してしまったりとかって…
担任:はい。
私:聞きますけど、先生は(学校に)来ないほうが悪いと思ってませんか?
担任:いえ、そんなことないです。お母さん。
私だったら~はどうするんですか?"今やってないから反省している"っていうのは、
今やってないというのはどうして分かるんですか?
担任より多くの教員の目で見たり、他の生徒から話を聞いた中で…
私:他の生徒にどう話を聞くんですか?
担任:最近嫌なことない?とか聞いたりしますけど。
私:先生、前に私に言ったじゃないですか。~だけじゃなくって、他の子も3人の誰かにいじめられていたって。
担任:はい。他の生徒から(3人のうち)名前があがる子もいた。
私:それで先生が注意したって言ったじゃないですか。
担任:はい。
私:その子にもうやられないかって聞いてるんですか?
担任:そうですね。最近はどうって。大丈夫って。
私:~が休んでいることが影響してるんですね。良かったですね。~が他の子のことをいじめなくしたんじゃないですか?~が休んで不登校になってしまったから、もう他の子に手を出せないですよね。今までいじめていた子に関して、その子から言われたらもう二度はないですから。違います?
担任:そうですね。
<2020年1月14日:教頭との会話>
(※補足:2020年1月3日、鴻巣警察に確認。前回までの記事にも書いた通り、校長に続いて教頭の発言までもが完全に嘘であった事がそこで判明していた。)
私:~(息子)を学校に行かせるのに、どうすれば良いんですか?教頭先生は…何か"のらりくらり"しているんですけど、さっきから。
教頭:さっきからじゃなくて、いつもかもしれないんですけど。
私:いつも?いつもですか?
教頭:うん。
私:教頭先生が12月23日、私と電話で話しましたよね。その時に教頭先生が「3人は警察に呼ばれて行ってますよ。そこで機会があったら謝りたいと言っています。彼らは反省してるんです」って言ったじゃないですか。
教頭:言いましたね。はい。
私:それに関して警察で全部調べたんですよ。そしたら"呼んでもないし、来てもいないんです”って。教頭先生、こうも言ったんですよ。「記録に残ってるでしょう、警察には。3人か来たこと、言ったこと、反省してる」と。他の警察の方がこれを両方聞いたんですよ。教頭先生と警察の両方(録音)。それを聞いたら「それはおかしい」って。教育委員会も聞いたんですよ。「齟齬があります」と認めました。
教頭:警察からもそれなりの指示があるかと思いますので、そういうことがあった場合は受け止めます。行ったか行ってないか、私が虚疑の発言をしたって意味では市教委もご存じなようなので、それは然るべき指導なり何かあれば受け止めます。お母様の仰る通りだと思いますので。
私:教頭先生の嘘で私たちを傷付けているんですよ。
教頭:言ってないっていうことが事実ではなかったってことをお母様が確認して下さったようなんですけど、謝罪があったかなかったかについては一切ウソついていません。謝罪の意はありましたし。
私:だからそれは警察は聞いてないって言ってますよ。
教頭:そこの部分はあの一言ってないとお答えした警察の方が謝罪の意があったかなかったかお答えできないと思うんですけども。
私:警察は”謝まる謝まらない”ってそういう話をしていないって言ってるんですよ。記録に残っていないって言うんですよ。(※そもそも、加害児童保護者らが警察に行ったという記録がないと、警察側が断言をしている。また警察側はもしそのような事があるのなら、私にすぐ連絡をすると言っている。)
教頭:うん、分かりました。お母様がわざわざそこまでして調べて下さったので、それを否定するつもりもございませんし。
私:じゃあ言ったことに対する、私に対してどう責任取ってくれるんですか?
教頭:どういう風に責任取らせていただけばいいんですか?
私:だっておかしいでしょ?
教頭:お母様だって"学校は何もしない”って、じゃあ何をして欲しいんですか!(※語気を強めて)
私:だから、何をして欲しいって、クラス替えをして、相手をクラス替え…
教頭:だからそれは出来ない。
私:それを言ってるだけじゃないですか、ずっと。
教頭:それは出来ないってことを私は今まで言ってきました。
私:「何をして欲しいんですか」って言ったから。何も現状変わってないから。
教頭:それはホント力不足で申し訳ありません。
私:~が学校に行けなくて勉強に分からなくなってるっていうこともうそこじゃないですか…なのに、彼らは反省しているとか、先生(担任)が言ってたけど、もう他の子のことをやらなくなったんですって。だから彼らは反省しているんですって。良かったじゃないですか。~がそうやって訴えたから、こういう風(不登校)になって他の子がいじめられなくなって良かったですね。学校としても。
教頭:警察には行ってないけど会ってますし、謝罪の意はあったんです。そういうところしか捉えてない。
私:今から警察に行って確認とって来ます。
教頭:お母様の言ってること間違いないですよ。もう時間が経ってますし、そこが一番大事な所じゃない。
私:だから"時間が経ってる”じゃない。"そこが一番大事な所じゃない”なら、~のことちゃんとやって下さいよ。明日からでも学校に行ったって良いんですよ。ちゃんと体制整えてくれれば。
教頭:お母様の言ってる"体制”というのは、3人を別クラスということですよね?
私:だからそれが出来ないんでしょう?
教頭:今まで何度も言ってきたので。
私:別の案を考えなきゃいけないでしょう?
教頭:別の案として別室対応ということ。
私:それは本人が望んでいないことだし、元々義務教育っていうのはそうじゃないですよね?クラス分けされて、部活やって、皆と授業受けて、それが中学生活でしょう?
教頭:お母様の仰る通りなんです。
私:それがこの子は出来ないわけですよ。別室になっちゃうと。それが辛いから、だったら~のクラスを変えてくれって言ってるじゃないですか?
<2022年1月15日 弁護士との会話>
弁護士:加害生徒側が最初から反発が強く、私が校長先生に会いに行った前から"反発"っていう言葉で言ってたんですけど、反発が強く、校長先生の方で無理だと校長が判断したと言った。
私:市も学校もダメだから県教委に電話したら、市教委が決めることって言います。市教委は学校が決めることという。
弁護士:校長は市教委が決めることという。
私:そうやって逃げて、逃げて、2年になってクラス替えっていうのを狙っているのでは?弁護士さんが作った11月25日の決定事項の書面内容については市教委は何と言った?私に「これからは書面でやり取りしましょう」と市教委が言ったことについては?
弁護士:【校長が(弁護士が作成した)通知内容をやるっていうのは完全に認めていました。】
私:私には鴻巣市教育委員会から「それって"通知書”ですよね?"決定書ではない”」と言われました。(※1月8日)
弁護士:少なくとも校長がやるって言ったことは(市教委は)完全に認めていました。なんで変わったのか(~の登校がなしになった)というと、加害生徒からの圧力反発が強くて出来なった。それが真実だと思います。
私:信じられない…こちらは振り回されているだけなのでは?
弁護士:そうだと思います。
私:それはないですよ。市、学校はいじめ認定してるって言っている。
弁護士:はい。調査結果とは切り離して、いじめがあったことを前提として説明していくべきなのですが、それが出来ていない状況です。
私:話が進まないのはそこなんですね。相手(加害児童の保護者たち)から責められているんですね。
弁護士:その一点だと思います。
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この頃になってようやく、私たちは大まかな主従関係とでも言いましょうか、何か言い知れない忖度の構図と本案件に関わっている鴻巣市の教育関係者の目的を朧気ながら把握できるようになっていました。それは推測するに、主に次のようなものでした。
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①中学校(校長):今後の自身のキャリアに何らかの悪影響が加わる可能性があるのか、加害児童の保護者たち(あるいはその中の1名)からの指示に逆らえない。その加害児童の保護者たちの主張を基盤として、いじめは無かった、あるいはいじめがあったとしても最小限のものであったとして話を進めようとしていた。
②中学校(教頭):終始校長をかばう発言が多かった。時間を経るにしたがって次第に態度が硬化。最終的には上述のように、完全な作り話すら用いて私たちを丸め込もうとするようになった。
③加害児童保護者たち:中学校に対して、自身の息子の加害を無かったことにすると同時に、被害者側の私と息子にいじめと不登校の問題があったことにするよう、強い重圧を掛けている。
④鴻巣市教育委員会:どのような忖度があるかは不明だが、基本的には中学校側の主張に全面的に寄り添って、特に校長の発言や決定を擁護しようと苦心していた。
⑤第三者調査委員:名称の通り「第三者」として透明性・中立性・公平性を保っていじめの事実を調査する組織である事が法的に定められているが、ここでは鴻巣市教育委員会が母体の下位組織。鴻巣市教育委員会の指示によって動いている。特にある1名は、あることで好成績保有者の加害児童のいじめ調査の際、頻繁に褒めたり冗談を言ったりする光景が無数に状況が見受けられた。
(※③に関する補足:後の資料において、この加害児童保護者たちが「今回学校が懲戒を行おうとしている措置はあまりにも重い」として、加害生徒C代理人は【加害生徒に別室対応などの措置を講じた場合は我々が学校を訴えることになる】【そうはしたくないので、今回の措置を講じないように求める】という脅しに近い圧迫を、学校に対して行なっていた事が明らかになっています。これを受けて、校長は【加害生徒を守ることが、結果的には学校を守ることになる(C代理人発言)】という見解を示すようになり、決定事項をことごとく反故しました。
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(次回へ続く)